TypeTalks 第29回
TypeTalks29では、ドイツからタイポグラファーの麥倉聖子さんをお迎えします。麥倉さんは今までイギリスとドイツでデザインの仕事をして来られ、現在はティム・アーレンスさんとタイプファンダリーJust Another Foundryを運営されています。
今回のトークは「日本の欧文組版のおかしな点」をテーマに、麥倉さん、タイプディレクターの小林章さん、活字欧文組版の髙岡昌生さんに3人それぞれの立場から欧文組版について語っていただくセッション。それぞれが気になる組版をもちより、意見交換をしました。実際にヨーロッパで欧文組版の仕事をなさっている麥倉さんからは書体の選び方、行長や組版形式の決め方、スモールキャップの使い方など、具体的なお話がうかがえました。