TypeTalks 第46回
西洋カリグラフィーの第一人者、ミュリエル・ガチーニ先生(MGスクール校長)。TypeTalks 第39回「西洋紋章の基本」、第43回「書の歴史(メソポタミアから出発して5000年にわたる古代文明をたどり、ヨーロッパの文字の発展について)」に続き、3回目となる今回のテーマは「ローマからアルファベットを巡る旅」。
ローマ人がローマ共和国を設立した後、上流階級で使われていた、いくつかの書体をガチーニ先生が解説しました。当時、一般的に使われていた美しくエレガントな筆記体など、ミュリエル・ガチーニ先生が所有する貴重なビジュアル資料を見ながらアルファベットの変遷をたどりました。