記念すべき1回目は、TypeTalks発起人の小林さん、高岡さんをゲストに迎え、会場の皆さんを巻き込みながら欧文タイポグラフィにまつわるさまざまなお話をしていただきました。

前半は、小林さんが普段ドイツでどんなふうに仕事をしているかというお話でスタート。続いて、AXIS Fontがグッドデザイン賞を受賞したことを受けて、その制作裏話が披露されました。

後半は、参加者の方々から送っていただいた質問や欧文組版事情をもとに質問に答えたり、事例について一緒に語り合ったり、実用的な欧文デザインのお話でした。

英国から一時帰国されていた河野英一さん（ロンドン地下鉄書体をデザインした方）がComicSans（コミックの吹き出しで使われるような手書き風欧文書体）とディスレクシア（文字の読み書きに困難をともなう障がい）の関係を説明されるなど、会場も巻き込んだ興味深いお話が聞けました。