TypeTalks 第33回

TypeTalks 第33回

映像・写真で振り返るヘルマン・ツァップさん

出演:
小塚昌彦、小林章
開催:
2016年1月23日 (土) 18:00〜20:00

世界的に有名な書体デザイナー / カリグラファーで、Optima、Palatino、Zapfinoなど、数々の名作書体を制作され、2015年6月に逝去されたヘルマン・ツァップさんの功績を映像と写真で振り返る会を開催しました。ツァップさんを日本に招聘したメンバーのお一人で長年の親交があった小塚昌彦さん、ツァップさんの書体の改刻を行っていた小林章さんをお迎えし、ツァップさんとの思い出をお話しいただきました。
前半は、1988年5月20日にツァップさんが東京で講演されたときの映像の一部を上映し、講演の様子などを小塚さんにうかがいました。後半では、2011年に東京で開催された展覧会「Zapf展」の様子をカリグラファーの三戸美奈子さんにお話いただきました。ツァップ邸を訪問した嘉瑞工房の髙岡昌生さんやデザイナーの立野竜一さんにも訪問時の思い出をお聞きし、多方面からツァップさんの功績とお人柄を振り返る会になりました。ツァップさんが黒板に文字を書いている貴重な映像、デザインした書体の見本帳、ご本人の直筆サインなど、普段見ることができない貴重な資料も公開されました。