TypeTalks 第19回
大阪から手書き文字の看板職人、板倉賢治さんと上林修さんをお呼びして、看板文字を書くワークショップとトークイベントを開催しました。 第一部(60分)は、タイプディレクターの小林章さんがお二人に看板文字の取材をしたときのエピソードをまじえたトークイベント。スライドを見ながら、日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか、その秘密に迫ります。
第二部(110分)は、看板職人のお二人の指導のもと、実際に筆を持って文字を書いてみるワークショップを行いました。模造紙に大きく角ゴシックと丸ゴシックを書く練習をしました。現代的な看板文字と、ディープな昭和中期の香りのする文字との書き分けも! 「現役文字書き職人最後の世代」と言われるお二人から直接指導を受けられた貴重な機会でした。