TypeTalks 第2回
国内外のフォント事情を集めたWebサイト「フォントブログ」を運営し、Webデザイナーとして活動しているヤマダコウスケさんをお迎えし、Webデザイナーが抱える欧文組版に関する問題提起をしていただきました。
前半では、Webとグラフィックデザインで文字の表示のされ方はどう違うのかを検証。Webでは閲覧環境によってフォントや組み方の表示が変わってしまうため、グラフィックデザインと同じ感覚では文字組ができないことは興味深いお話でした。また、企業の印刷物で使われているフォントや組み方を、Web上で再現してほしいというようなケースは、Webの性質上、難しいことなど、Webとグラフィックの違いを熟知しているヤマダさんならではのお話がうかがえました。
後半は、オールドスタイル数字とライニング数字、スモールキャップなど、印刷物の欧文組版がWebデザイン上で実現できるのか検証していきました。
なお今回からドイツ在住の小林さんがスカイプを使って登場。あたかも会場にいるかのように、お話が聞けました。